きつねの易占い
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    天は尊く地は卑しくして乾坤定まる。

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    剛柔相推して変化を生ず。

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    この故に吉凶とは失得の象なり。

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    易は天地と準う。故に能く天地の道を弥綸す。

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    一陰一陽、これを道と謂う。

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    これを継ぐものは善なり。これを成すものは性なり。

きつねの易占い > 梅花心易で占う > 2019年の運勢と世相

■梅花心易で占う 目次


■2019年の運勢と世相の結果

本日:2019/07/16

梅花心易を用いた易占いによる、2019年の運勢や世相の占い結果になります。2019年の運勢を把握することにより、2019年の行動の方針や具体的な時期を絞り込むことができます。これから事を起こそうとしている際には、2019年の運勢や世相を把握し、運の盛衰の波に乗ることが大事になります。目的地を明確にし、運勢の波を最大限に活用していきましょう。


▼2019年の運勢と世相

2019年の運勢と世相

▼2019年の元会運世と各卦

東洋の時間の概念では、元会運世年月日辰という考え方があります。 1年は12カ月で各30日というような考え方を、30年で1世とし12世で1運とするというように視野と区分を大きく広げていくという背景になります。 人類が始まってから終わるまでの期間を129,600年とする考え方でもあります。 この考え方を背景に、元会運世年の各卦を立てることにより、それぞれの期間の人類の歴史や運勢がどのようなものになっているのかを占うというのが、ここでの梅花心易で占う世相になります。


甲子元
第1元
庚午会
第7会
乙亥運
第12運
乙酉世
第10世
己亥年
第36年
会卦運卦世卦10年卦年卦
-2217年~1744年~2014年~2014年~年卦
天風姤
乾
巽
天風姤
乾
巽
火風鼎
離
巽
山風蠱
艮
巽
天雷无妄
乾
震

▼2019年の運勢と世相 年卦:天雷无妄

▼上卦図象 坤地

坤地

▼下卦図象 坤地

坤地

▼六十四卦図象 天雷无妄

天雷无妄

▼ 卦辞 天雷无妄

天雷无妄(てんらいむぼう):「无妄、元亨。利貞。其匪正有眚。不利有攸往。」むもうは、おおいにとおりてただしきによろし。それせいにあらざればわざわいあり。ゆくところあるによろしからず。


天空で雷鳴が轟き、全てを震わせています。天の輝きと共に轟音が響き渡ります。邪心と欲望は捨て、必要な事だけを誠実に進めること。不要な事はせず、安定と平和を尊びましょう。天の意に逆らわず真っ直ぐ進む時です。正当な流れに身を任せてみましょう。正しき道から外れないこと。不慮の事故や災難には要注意。


▼2019年の運勢と世相 運勢の推移

梅花心易を用いた易占いによる、2019年の運勢や世相の占い結果になります。2019年の運勢を把握することにより、2019年の行動の方針や具体的な時期を絞り込むことができます。これから事を起こそうとしている際には、2019年の運勢や世相を把握し、運の盛衰の波に乗ることが大事になります。目的地を明確にし、運勢の波を最大限に活用していきましょう。


▼2019年の運勢と世相

2019年の運勢と世相

▼2019の運勢と世相の一覧

易卦昇運
2-3月天雷无妄 初爻変70
4-5月天雷无妄 二爻変80
6-7月天雷无妄 三爻変30
8-9月天雷无妄 四爻変50
10-11月天雷无妄 五爻変70
12-1月天雷无妄 上爻変20
易卦昇運

▼2019年 2-3月の運勢と世相 天雷无妄 初爻変

▼六十四卦 天雷无妄 (25)


上卦:乾天乾1爻変
下卦:震雷震1爻変

▼六十四卦図象 天雷无妄

天雷无妄

▼天雷无妄 初爻変の卦辞と解釈

昇運確立:70% 降運確立:30%

天雷无妄 初爻「初九、无妄。往吉。」むもうなり。ゆけばきちなり。


晴れていた空が次第に暗くなります。遠方から雷鳴が聞こえて来ます。時の流れと共に状況は刻々と変わります。流れに逆らわず身を委ねてみましょう。複雑に考えず謙虚で誠実に対応すること。強力な心強い後押しが得られます。覚悟を決め一歩踏み出しましょう。好機に恵まれ大事を成すことができます。

▼2-3月の背景や顛末 之卦:天地否

天地否

▼天地否の卦辞と解釈

天地否(てんちひ):「否之匪人。不利君子貞。大往小来。」ひはこれひとにあらず。くんしのていによろしからず。だいゆきしょうきたる。


視界一杯に大空と大地が広がります。穏やかに見えますが、両者が交わることはありません。正しい行いも認められず、一人孤独に苦しむ時です。道理が通らず常識が通じることもありません。何をしても上手く行かず、努力と忍耐を重ねるだけ。つまらぬ人と関わらず、好機到来を待つこと。事の盛衰は自然の摂理です。

▼2019年 4-5月の運勢と世相 天雷无妄 二爻変

▼六十四卦 天雷无妄 (25)


上卦:乾天乾2爻変
下卦:震雷震2爻変

▼六十四卦図象 天雷无妄

天雷无妄

▼天雷无妄 二爻変の卦辞と解釈

昇運確立:80% 降運確立:20%

天雷无妄 二爻「六二、不耕穫、不闖黛a、則利有攸往。」こうかくせず。しよせざれば、ゆくところあるによろし。


晴れていた空が次第に暗くなります。遠方から雷鳴が聞こえて来ます。時の流れと共に状況は刻々と変わります。流れに逆らわず身を委ねてみましょう。私欲は捨て与えられた役割を果たすこと。努力を続ければ収穫は多くなります。周囲の決断と行動には従いましょう。何事も思う以上に上手く展開します。

▼4-5月の背景や顛末 之卦:天沢履

天沢履

▼天沢履の卦辞と解釈

天沢履(てんたくり):「履虎尾不咥人。亨。」とらのおをふむもひとをくらわず。とおる。


大空の元、大河が洋々と流れています。穏やかな景色ですが、天候次第で事態は急変します。礼節をわきまえ、理に適った対応をすること。危険な状況でも、難を逃れることができます。正道を進めば何も恐れる事はありません。目上の人を尊重し誠実な対応を心掛けましょう。異性問題では道を踏み外す危険があります。

▼2019年 6-7月の運勢と世相 天雷无妄 三爻変

▼六十四卦 天雷无妄 (25)


上卦:乾天乾3爻変
下卦:震雷震3爻変

▼六十四卦図象 天雷无妄

天雷无妄

▼天雷无妄 三爻変の卦辞と解釈

昇運確立:30% 降運確立:70%

天雷无妄 三爻「六三、无妄之災。或繋之牛。行人之得、邑人之災。」むもうのわざわいあり。あるいは、これにうしをつなぐ。こうじんのうるは、ゆうじんのわざわいなり。


晴れていた空が次第に暗くなります。遠方から雷鳴が聞こえて来ます。時の流れと共に状況は刻々と変わります。流れに逆らわず身を委ねてみましょう。予期せぬ災難や問題に見舞われます。言動は全て裏目に出て損害を被ります。周囲の失敗や罪を負わされることも。何事にも関与せずに身を退きましょう。

▼6-7月の背景や顛末 之卦:天火同人

天火同人

▼天火同人の卦辞と解釈

天火同人(てんかどうじん):「同人于野。亨。利渉大川。利君子貞。」ひとにおなじうするにやにおいてす。とおる。たいせんをわたるによろし。くんしのていによろし。


穏やかな天の下、同じ志を抱く人が集まります。人々は焚き火を囲んで談笑しています。誠実に協力し合うことで、大事は成功に至るでしょう。不誠実さは事を一転させ、事態を悪化させます。利己的な考えは捨て、仲間と話してみましょう。互いの成功のため、誠実な対応をすること。進む道は明るく照らし出されます。

▼2019年 8-9月の運勢と世相 天雷无妄 四爻変

▼六十四卦 天雷无妄 (25)


上卦:乾天乾4爻変
下卦:震雷震4爻変

▼六十四卦図象 天雷无妄

天雷无妄

▼天雷无妄 四爻変の卦辞と解釈

昇運確立:50% 降運確立:50%

天雷无妄 四爻「九四、可貞。无咎。」ていにすべし。とがなし。


晴れていた空が次第に暗くなります。遠方から雷鳴が聞こえて来ます。時の流れと共に状況は刻々と変わります。流れに逆らわず身を委ねてみましょう。主観で判断すると進むべき道を誤ります。環境に従う限り問題や争いは起きません。誘惑に負けない強い意志を持つこと。現状を徹底して維持しましょう。

▼8-9月の背景や顛末 之卦:風雷益

風雷益

▼風雷益の卦辞と解釈

風雷益(ふうらいえき):「益、利有攸往。利渉大川。」えきは、ゆくところあるによろし。たいせんをわたるによろし。


風が激しく吹き、雷鳴が轟き始めました。嵐の到来は目前です。事が大きく動き始める兆しあり。非常に多忙になりますが富も成功も得られます。一人では限界があるため協力を得ること。思い切って勝負に出ることで事は成功へ至ります。得られた成功に甘んじ志を失わないこと。本当に大事なのは、その志になります。

▼2019年 10-11月の運勢と世相 天雷无妄 五爻変

▼六十四卦 天雷无妄 (25)


上卦:乾天乾5爻変
下卦:震雷震5爻変

▼六十四卦図象 天雷无妄

天雷无妄

▼天雷无妄 五爻変の卦辞と解釈

昇運確立:70% 降運確立:30%

天雷无妄 五爻「九五、无妄之疾。勿薬有喜。」むもうのやまいあり。やくすることなくしてよろこびあり。


晴れていた空が次第に暗くなります。遠方から雷鳴が聞こえて来ます。時の流れと共に状況は刻々と変わります。流れに逆らわず身を委ねてみましょう。困難は時間と共に解消されて行きます。問題への不要な処置は逆効果です。慌てず焦らず落ち着いて見守りましょう。待つ事で満足できる結果が訪れます。

▼10-11月の背景や顛末 之卦:火雷噬嗑

火雷噬嗑

▼火雷噬嗑の卦辞と解釈

火雷噬嗑(からいぜいこう):「噬嗑、亨。利用獄。」ぜいこうは、とおる。うったえをもちうるによろし。


遠くの空では雷光が広がり、雷鳴が聞こえて来ます。嵐の到来が予感されます。厄介な問題や障害が、身近に潜んでいます。問題を放置しても改善されることはありません。厳しい姿勢で対応し、邪魔になるものは排除すること。不正を犯す者には厳しい姿勢で向き合うこと。堂々たる振る舞いが、成功への鍵になります。

▼2019年 12-1月の運勢と世相 天雷无妄 上爻変

▼六十四卦 天雷无妄 (25)


上卦:乾天乾6爻変
下卦:震雷震6爻変

▼六十四卦図象 天雷无妄

天雷无妄

▼天雷无妄 上爻変の卦辞と解釈

昇運確立:20% 降運確立:80%

天雷无妄 上爻「上九、无妄。行有眚。无攸利。」むもうにして、ゆけばわざわいあり。よろしきところなし。


晴れていた空が次第に暗くなります。遠方から雷鳴が聞こえて来ます。時の流れと共に状況は刻々と変わります。流れに逆らわず身を委ねてみましょう。欲を出し高望みをすると全てを失います。事態は既に限界に達しています。災難や苦難を避けるには退き際も肝心です。程良いところで手を打ちましょう。

▼12-1月の背景や顛末 之卦:沢雷随

沢雷随

▼沢雷随の卦辞と解釈

沢雷随(たくらいずい):「随、元亨。利貞。无咎。」ずいは、おおいにとおりてただしきによろし。とがなし。


川の水面下で水草が芽を出します。川の流れと環境に合わせて成長します。立場をわきまえ流れに従うことで事は滞りなく運びます。周囲に対し柔軟な姿勢で協調すること。否定的な考えを捨て、肯定的な姿勢で向き合いましょう。主観などは立場を悪くし孤立してしまうことも。流れに従うことで喜びと幸せが訪れます。

▼2014年~10年間の世界的な運勢と世相 火風鼎 四爻変

▼六十四卦 火風鼎 (50)


上卦:離火離4爻変
下卦:巽風巽4爻変

▼六十四卦図象 火風鼎

火風鼎

▼火風鼎 四爻変の卦辞と解釈

昇運確立:20% 降運確立:80%

火風鼎 四爻「九四、鼎折足、覆公餗。其形渥。凶。」かなえあしをおり、こうのそくをくつがえす。そのかたちあくたり。きょうなり。


薪を得て炎は勢い良く燃えています。風が炎を煽り勢いは増大します。食を煮炊きするには炎が不可欠です。三本足の器を用いて食を供給します。下準備を怠ると全てが台無しになります。誘惑に負けると甚大な損害を被ります。過大な責任と重圧を負わされることも。身の丈に合う道を慎重に進みましょう。

▼10年の背景や顛末 之卦:山風蠱

山風蠱

▼山風蠱の卦辞と解釈

山風蠱(さんぷうこ):「蠱、元亨。利渉大川。先甲三日、後甲三日。」こは、おおいにとおる。たいせんをわたるによろし。こうにさきだつことさんじつ、こうにおくるることさんじつ。


風が山に止められ、麓は吹き溜まりになっています。腐敗は知らぬ間に、その足元から進行します。腐敗の原因を取り除きましょう。問題を抱え込まず、腐敗したものは迷わず処理すること。抱えたままでは周囲にも悪影響を及ぼします。不要なものは切り捨て、新しい道に進みましょう。腐敗とは人の心にも存在します。

▼2014年~30年間の世界的な運勢と世相 天風姤 五爻変

▼六十四卦 天風姤 (44)


上卦:乾天乾5爻変
下卦:巽風巽5爻変

▼六十四卦図象 天風姤

天風姤

▼天風姤 五爻変の卦辞と解釈

昇運確立:70% 降運確立:30%

天風姤 五爻「九五、以杞包爪。含章、有隕自天。」きをもってうりをつつむ。あやをふくめば、てんよりおつることあり。


青空の元に穏やかな風が吹き渡ります。その風に揺られ甘い香りが漂います。運命的な出会いの兆しがあります。慎重に判断し良縁を大事にしましょう。誘惑に負けない強い意志を持つこと。覚悟は心に秘め機が熟すのを待つこと。度量次第で事は至福なものへ転じます。辛抱強く待つことで朗報が届きます。

▼30年の背景や顛末 之卦:火風鼎

火風鼎

▼火風鼎の卦辞と解釈

火風鼎(かふうてい):「鼎、元吉亨。」ていは、おおいにきちにしてとおる。


炎は薪と風で勢い良く燃えています。その炎で食物を煮炊きしています。器は三本足で安定し倒れることはありません。一人で事を抱えるには荷が重すぎます。事を起こす際には人と協力し、責任や仕事を分担すること。自分の成功を分かち合い、人の成功は祝福すること。人と助け合えれば、大事も成功に至るでしょう。

▼1744年~360年間の世界の歴史と世相 沢風大過 上爻変

▼六十四卦 沢風大過 (28)


上卦:兌沢兌6爻変
下卦:巽風巽6爻変

▼六十四卦図象 沢風大過

沢風大過

▼沢風大過 上爻変の卦辞と解釈

昇運確立:30% 降運確立:70%

沢風大過 上爻「上六。過渉滅頂。凶无咎。」すぎてわたり、いただきをめっす。きょうなれどもとがなし。


暴風雨に見舞われ家屋が傾いています。油断すると家が倒壊してしまいます。早急に問題解決に取り掛かりましょう。不意に深刻な問題を抱える非常時です。重責を担うには実力が不足しています。覚悟は評価されても結果は出せません。能力を過信せず程々にすること。重責を担うため経験を積みましょう。

▼360年の背景や顛末 之卦:天風姤

天風姤

▼天風姤の卦辞と解釈

天風姤(てんぷうこう):「姤、女壮。勿用取女。」こうは、じょさかんなり。じょをめとるにもちうるなかれ。


壮大な青空の元、爽やかな風が吹き渡ります。風に揺られ、甘い香りが漂います。運命的な出会いの兆しあり。自然と惹かれ合うその出会いには、大きな意味があります。しかし、良い人ばかりではありません。危険も多く潜むため、慎重に判断すること。安易に道を選んでは後悔することも。誘惑と甘い言葉には要注意。

▼-2217年~10,800年間の人類の歴史と傾向 会卦:天風姤

▼上卦図象 坤地

坤地

▼下卦図象 坤地

坤地

▼六十四卦図象 天風姤

天風姤

▼10,800年間の人類の歴史と傾向 卦辞:天風姤

天風姤(てんぷうこう):「姤、女壮。勿用取女。」こうは、じょさかんなり。じょをめとるにもちうるなかれ。


壮大な青空の元、爽やかな風が吹き渡ります。風に揺られ、甘い香りが漂います。運命的な出会いの兆しあり。自然と惹かれ合うその出会いには、大きな意味があります。しかし、良い人ばかりではありません。危険も多く潜むため、慎重に判断すること。安易に道を選んでは後悔することも。誘惑と甘い言葉には要注意。




■誰でも分かる易経講座

易とは、古代中国で生まれた思想の一つ。陰陽思想などを背景とし、卜辞を編集して生まれたとされる。伝説において、易の著者は伏羲とされている。 易とは、「変化(不変)」という意味を持ち、天地自然の変化と不変を説いたものとされる。 易とは古代中国で考えられ、その後の賢者たちにより研究が重ねられ、体系化されてきた壮大な自然哲学であり思想でもある。

周易とは、古代中国で生まれた易を元に、周朝の始祖である文王と、その四男である周公旦の手により体系化される。 伝説上では、文王が殷の最後の王(30代)となる紂王により、羑里に幽閉されていた際に周易(卦辞)を考案したとされる。 その後の周公旦が爻辞を考案することにより、周易が体系化され、上下(上編30卦 下編34卦)の二編から構成される。

易経とは、古代中国で生まれた易の思想や周易の内容に解説や注釈(十翼)を施し、儒教の経典として体系化したものとなります。 周易の上下二編を上経(30卦)下経(34卦)とし、十翼[彖伝(上下)、象伝(上下)、繋辞伝(上下)、文言伝、説卦伝、序卦伝、雑卦伝)]を加えて編集したものが、儒教の経典でもある易経となります。 伝説では、儒家の始祖となる孔子の手により周易の解説ともなる十翼が書かれたとされます。

易経の成立や歴史に関しては、上記の他にも色々な伝説が存在しています。 ここでは、伏羲が八卦(六十四卦)を考案し、文王が羑里に幽閉されていた際に周易(卦辞)を考案、その後の周公旦が爻辞を考案することにより成立したとされる説を背景にしています。 その後、儒家の始祖となる孔子により、この周易の解説となる十翼が加わることにより、儒教の経典となる易経が誕生したという一連の伝説を元にしています。 最近の研究では、歴史的にこのような伝説の内容に相違があるとされますが、このような専門的な部分に関しては専門家の手に委ねたいと思います。

断易とは、中国の春秋時代から戦国時代の時期に生まれたとされる占術であり、鬼谷子が考案したとされる。 断易は、別名五行易とも呼ばれ、易卦を構成する各爻に12支を配当し、五行の相生相剋の関係で占断するのが特徴である。 周易の特徴は、占い結果が抽象的であり、受け取る人の心に結果を見出すことになりますが、断易の特徴は五行の関係から結果が明確になるという点になります。

梅花心易とは、中国北宋時代(11世紀ごろ)に生まれたとされる占術であり、天才儒学者でもある邵康節が考案したとされる。 周易や断易とは違い、梅花心易では目の前に広がる光景や日時などを元にして易卦を立て、未来を占うというのが特徴になります。 梅花心易では筮竹などは使用せずに、易者が基準としたものから立卦します。 導き出された易卦の五行関係や卦辞、爻辞を全て考慮して占い結果を出すのが梅花心易になります。

周易や断易などの易経を元にした占いは、卜術と呼ばれる占術の分類になります。 梅花心易も同じ卜術であり、同じことを何度も占うことは禁止事項と易経の中にも記されています。 占い結果を謙虚に受け止めることや、その内容に応じて誠実に対応していくことが大事なことであり、易経を元にした各占いをする際の最低限の心構えになります。

東洋の占術では干支を元にした暦を用いるのが基本になります。 年月日時を六十干支で表記し、様々な東洋占術で使用されています。 中国北宋時代の儒学者であり、梅花心易の考案者である邵雍が著した皇極経世書では、この時間概念を年月日時からさらに押し広げ、元会運世年月日辰としています。 1元は12会であり1会は30運、1運は12世であり1世は30年、1年は12月であり1月は30日という概念が基本となります。 1元は129,600年、1会は10,800年、1運は360年、1世は30年というのが基本となり、世界的な世相や人類の歴史と運命を読み解くことができるとされています。

易経は儒教の経典の一つでもあり、長い歴史の中で信奉されている思想であり哲学の一つでもあります。 周易や断易、梅花心易などで卦を立て占う際には、そのような背景を考慮し、敬虔な姿勢で占いをするようにしてください。 神社で願い事をする時の姿勢や、寺や教会で祈りを捧げるような敬虔な姿勢で占い、占い結果を謙虚に受け止めていくことが大事になります。

易経を元にした周易や断易、梅花心易などの各種占術に関しては、その流派や解釈する人の価値観などにより、結果が大きく異なることがあります。 その違いに悩むようなことはせず、その時得られた言葉や内容に謙虚に心を開くようにしてください。 易経を占いで活用する際には、各易卦の意味や詳細を追及することではなく、その時得られた言葉自体が大事なものであると捉えることが大事になります。 このように考えることで、易経がより身近なものになり、より確かな人生の指標となることでしょう。 ここでは、易経の専門的な歴史や解釈の内容は、専門の易学者の方に委ねるものとします。


きつねの易占い~周易断易と梅花心易で学ぶ易経の世界
きつねの易占い~周易断易と梅花心易で学ぶ易経の世界