きつねの易占い
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    天は尊く地は卑しくして乾坤定まる。

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    剛柔相推して変化を生ず。

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    この故に吉凶とは失得の象なり。

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    易は天地と準う。故に能く天地の道を弥綸す。

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    一陰一陽、これを道と謂う。

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    これを継ぐものは善なり。これを成すものは性なり。

きつねの易占い > 梅花心易で占う > 2020年の運勢と世相

■梅花心易で占う 目次


■2020年の運勢と世相の結果

本日:2019/11/12

梅花心易を用いた易占いによる、2020年の運勢や世相の占い結果になります。2020年の運勢を把握することにより、2020年の行動の方針や具体的な時期を絞り込むことができます。世界的な運勢の傾向や方向性がどのような喪になっているのかを確認し、背景や問題点などを読み解くことができます。元会運世年の時間的な背景を考慮することにより、人類の歴史や今後の方向性などを占うこともできます。


▼2020年の運勢と世相

2020年の運勢と世相

▼2020年の元会運世と各卦

東洋の時間の概念では、元会運世年月日辰という考え方があります。 1年は12カ月で各30日というような考え方を、30年で1世とし12世で1運とするというように視野と区分を大きく広げていくという背景になります。 人類が始まってから終わるまでの期間を129,600年とする考え方でもあります。 この考え方を背景に、元会運世年の各卦を立てることにより、それぞれの期間の人類の歴史や運勢がどのようなものになっているのかを占うというのが、ここでの梅花心易で占う世相になります。


甲子元
第1元
庚午会
第7会
乙亥運
第12運
乙酉世
第10世
庚子年
第37年
会卦運卦世卦10年卦年卦
-2217年~1744年~2014年~2014年~年卦
天風姤
乾
巽
天風姤
乾
巽
火風鼎
離
巽
山風蠱
艮
巽
地火明夷
坤
離

▼2020年の運勢と世相 年卦:地火明夷

▼上卦図象 坤地

坤地

▼下卦図象 坤地

坤地

▼六十四卦図象 地火明夷

地火明夷

▼ 卦辞 地火明夷

地火明夷(ちかめいい):「明夷、利艱貞。」めいいは、くるしみてていなるによろし。


陽が沈み、周囲は暗闇に閉ざされています。足元が見えず、前に進むにも危険が伴います。正しきものが通らず、非のあるものが通ります。今は衰運の時、夜が明けるのを待ちましょう。これまでの発言と行動が、今の境遇の原因です。根本の原因を改善することで、陽は再び昇ります。不遇を嘆かず、言動を省みること。


▼2020年の運勢と世相 運勢の推移

梅花心易を用いた易占いによる、2020年の運勢や世相の占い結果になります。2020年の運勢を把握することにより、2020年の行動の方針や具体的な時期を絞り込むことができます。世界的な運勢の傾向や方向性がどのような喪になっているのかを確認し、背景や問題点などを読み解くことができます。元会運世年の時間的な背景を考慮することにより、人類の歴史や今後の方向性などを占うこともできます。


▼2020年の運勢と世相

2020年の運勢と世相

▼2020の運勢と世相の一覧

易卦昇運
2-3月地火明夷 初爻変20
4-5月地火明夷 二爻変40
6-7月地火明夷 三爻変50
8-9月地火明夷 四爻変40
10-11月地火明夷 五爻変50
12-1月地火明夷 上爻変10
易卦昇運

▼2020年 2-3月の運勢と世相 地火明夷 初爻変

▼六十四卦 地火明夷 (36)


上卦:坤地坤1爻変
下卦:離火離1爻変

▼六十四卦図象 地火明夷

地火明夷

▼地火明夷 初爻変の卦辞と解釈

昇運確立:20% 降運確立:80%

地火明夷 初爻「初九、明夷、于飛垂其翼。君子于行、三日不食。有攸往、主人有言。」めいやぶる、ゆきとびてそのつばさをたる。くんしゆきゆきて、さんじつくらわず。ゆくところあれば、しゅじんことあり。


地平線の彼方に陽が沈み行きます。周囲は時間と共に闇夜に閉ざされます。暗闇の中では正しき事も認められません。辛抱強く夜が明けるのを待ちましょう。まだ夜は長く不遇な状態が続きます。見えない危険が足元に迫ります。体裁を気にせず早急に立ち去ること。当面は困窮しても損害は軽微で済みます。

▼2-3月の背景や顛末 之卦:地山謙

地山謙

▼地山謙の卦辞と解釈

地山謙(ちさんけん):「謙、亨。君子有終。」けんは、とおる。くんしはおわりあり。


大地の下に、古代の山々が埋もれています。存在を驕ることなく、謙虚に埋伏しています。真の知才を持つ人は、目立たず一歩引いています。その才能と謙虚さで、有終の美を飾ります。驕ることなく周囲に感謝しましょう。謙遜することで更に評価が高まります。重要な人物は意外と近くに居ます。異性問題には要注意。

▼2020年 4-5月の運勢と世相 地火明夷 二爻変

▼六十四卦 地火明夷 (36)


上卦:坤地坤2爻変
下卦:離火離2爻変

▼六十四卦図象 地火明夷

地火明夷

▼地火明夷 二爻変の卦辞と解釈

昇運確立:40% 降運確立:60%

地火明夷 二爻「六二、明夷、夷于左股。用拯馬壮、吉。」めいいる、さこをやぶる。もちいてすくうに、うまさかんなれば、きちなり。


地平線の彼方に陽が沈み行きます。周囲は時間と共に闇夜に閉ざされます。暗闇の中では正しき事も認められません。辛抱強く夜が明けるのを待ちましょう。深夜に動いても視界が悪く負傷します。深追いせず早急に身を退くこと。謙虚な姿勢で周囲に助力を願いましょう。傷ついても致命傷には至りません。

▼4-5月の背景や顛末 之卦:地天泰

地天泰

▼地天泰の卦辞と解釈

地天泰(ちてんたい):「泰、小往大来。吉亨。」たいは、しょうゆきだいきたる。きちにしてとおる。


君子は万人の生活を気に掛けています。万人は君子を慕っています。国は正しく治まり世の中は平和です。人間関係は良好で、万事順調に進むでしょう。平和な日々が享受できる盛運の時。問題も時間が解決してくれます。平和な日々に感謝し、強い自制心を養いましょう。感謝の気持ちと謙虚さが、幸せへと変わります。

▼2020年 6-7月の運勢と世相 地火明夷 三爻変

▼六十四卦 地火明夷 (36)


上卦:坤地坤3爻変
下卦:離火離3爻変

▼六十四卦図象 地火明夷

地火明夷

▼地火明夷 三爻変の卦辞と解釈

昇運確立:50% 降運確立:50%

地火明夷 三爻「九三、明夷、于南狩、得其大首。不可疾貞。」めいやぶる、ゆきてなんしゅして、そのおおくびをえたり。とくただしくすべからず。


地平線の彼方に陽が沈み行きます。周囲は時間と共に闇夜に閉ざされます。暗闇の中では正しき事も認められません。辛抱強く夜が明けるのを待ちましょう。夜中は周辺に知られず事を進められます。目的を確認し入念に準備すること。先を焦らず慎重に決断すること。果敢な勇気を持ち覚悟を決めましょう。

▼6-7月の背景や顛末 之卦:地雷復

地雷復

▼地雷復の卦辞と解釈

地雷復(ちらいふく):「復、亨。出入无疾、朋来无咎。反復其道、七日来復。利有攸往。」ふくは、とおる。しゅつにゅうやまいなく、ともきたりてとがなし。そのみちをはんぷくし、しちじつにしてらいふくす。ゆくところあるによろし。


長い冬が去り、雷鳴と共に春が訪れます。春夏秋冬を経て、新たな始まりを迎えます。辛く困難な時期を越え、明るく幸せな日々が訪れます。苦難が去り、吉事が訪れる兆しあり。成功と進展を焦らず、確実な一歩から始めること。良い知らせは、もうすぐその手元に訪れます。過去の課題に再挑戦するのも良い時期です。

▼2020年 8-9月の運勢と世相 地火明夷 四爻変

▼六十四卦 地火明夷 (36)


上卦:坤地坤4爻変
下卦:離火離4爻変

▼六十四卦図象 地火明夷

地火明夷

▼地火明夷 四爻変の卦辞と解釈

昇運確立:40% 降運確立:60%

地火明夷 四爻「六四、入于左腹、獲明夷之心、于出門庭。」さふくにはいり、めいいのこころをえて、ゆきてもんていをいづ。


地平線の彼方に陽が沈み行きます。周囲は時間と共に闇夜に閉ざされます。暗闇の中では正しき事も認められません。辛抱強く夜が明けるのを待ちましょう。真夜中には裏の世界が蔓延ります。隠されていた望まぬ事実と直面します。悪縁は早急に断ち誘惑に負けないこと。方針は変え即座に撤退しましょう。

▼8-9月の背景や顛末 之卦:雷火豊

雷火豊

▼雷火豊の卦辞と解釈

雷火豊(らいかほう):「豊、亨。王假之。宜日中。」ほうは、とおる。おうこれにいたる。うれうるなかれ、にっちゅうによし。


太陽が東の空から昇り、次第に高く強く輝きます。その勢いは盛大で、存在感は圧倒的です。時と運に味方され、勝負する好機が到来しています。積極的に挑戦し、成功と名声を掴みましょう。この機に全ての問題を解消し、今後に備えること。太陽はいつまでも空にはなく、時と共に傾き沈みます。即断即決が成功の鍵。

▼2020年 10-11月の運勢と世相 地火明夷 五爻変

▼六十四卦 地火明夷 (36)


上卦:坤地坤5爻変
下卦:離火離5爻変

▼六十四卦図象 地火明夷

地火明夷

▼地火明夷 五爻変の卦辞と解釈

昇運確立:50% 降運確立:50%

地火明夷 五爻「六五、箕子之明夷。利貞。」きしのめいやぶる。ただしきによろし。


地平線の彼方に陽が沈み行きます。周囲は時間と共に闇夜に閉ざされます。暗闇の中では正しき事も認められません。辛抱強く夜が明けるのを待ちましょう。未明に動いても周囲に埋もれるばかりに。環境には恵まれず不遇な思いをします。目立つ振る舞いは避けること。従順を装い身の安全を守りましょう。

▼10-11月の背景や顛末 之卦:水火既済

水火既済

▼水火既済の卦辞と解釈

水火既済(すいかきせい):「既済、亨小。利貞。初吉終乱。」きせいは、とおることしょうなり。ただしきによろし。はじめはきちにして、おわりはみだる。


暖炉の火が器の水を温めています。調和が取れ、やがて水は沸き立ちます。調和が整い物事は完成を極めています。既に結論が出た状況でもあります。これ以上の進展や成功は期待できません。事が成就した現状が悪い訳ではありません。現状の幸せ満足し、欲を抱かないことが重要です。幸せを忘れると全てを失います。

▼2020年 12-1月の運勢と世相 地火明夷 上爻変

▼六十四卦 地火明夷 (36)


上卦:坤地坤6爻変
下卦:離火離6爻変

▼六十四卦図象 地火明夷

地火明夷

▼地火明夷 上爻変の卦辞と解釈

昇運確立:10% 降運確立:90%

地火明夷 上爻「上六、不明晦。初登于天、後入于地。」あきらかならずしてくらし。はじめはてんにのぼり、のちにはちにいる。


地平線の彼方に陽が沈み行きます。周囲は時間と共に闇夜に閉ざされます。暗闇の中では正しき事も認められません。辛抱強く夜が明けるのを待ちましょう。夜明け前に仮初めの幸福が訪れます。喜びは一夜の夢と幻でしかありません。朝日と共に全てが消えて行きます。日頃の言動を心から反省しましょう。

▼12-1月の背景や顛末 之卦:山火賁

山火賁

▼山火賁の卦辞と解釈

山火賁(さんかひ):「賁、亨。小利有攸往。」ひは、とおる。すこしくゆくところあるによろし。


山々の向こうに日が沈もうとしています。夕日に照らされ、山々が赤く輝いています。美しい光景ですが、日は確実に沈みます。後はただ、暗い夜を迎えるばかりです。物事は見かけ程の中身を持ちません。見掛けに惑わされ判断を誤らないこと。見た目より中身に目を向けましょう。内面の充実と鍛錬が大事になります。

▼2014年~10年間の世界的な運勢と世相 火風鼎 四爻変

▼六十四卦 火風鼎 (50)


上卦:離火離4爻変
下卦:巽風巽4爻変

▼六十四卦図象 火風鼎

火風鼎

▼火風鼎 四爻変の卦辞と解釈

昇運確立:20% 降運確立:80%

火風鼎 四爻「九四、鼎折足、覆公餗。其形渥。凶。」かなえあしをおり、こうのそくをくつがえす。そのかたちあくたり。きょうなり。


薪を得て炎は勢い良く燃えています。風が炎を煽り勢いは増大します。食を煮炊きするには炎が不可欠です。三本足の器を用いて食を供給します。下準備を怠ると全てが台無しになります。誘惑に負けると甚大な損害を被ります。過大な責任と重圧を負わされることも。身の丈に合う道を慎重に進みましょう。

▼10年の背景や顛末 之卦:山風蠱

山風蠱

▼山風蠱の卦辞と解釈

山風蠱(さんぷうこ):「蠱、元亨。利渉大川。先甲三日、後甲三日。」こは、おおいにとおる。たいせんをわたるによろし。こうにさきだつことさんじつ、こうにおくるることさんじつ。


風が山に止められ、麓は吹き溜まりになっています。腐敗は知らぬ間に、その足元から進行します。腐敗の原因を取り除きましょう。問題を抱え込まず、腐敗したものは迷わず処理すること。抱えたままでは周囲にも悪影響を及ぼします。不要なものは切り捨て、新しい道に進みましょう。腐敗とは人の心にも存在します。

▼2014年~30年間の世界的な運勢と世相 天風姤 五爻変

▼六十四卦 天風姤 (44)


上卦:乾天乾5爻変
下卦:巽風巽5爻変

▼六十四卦図象 天風姤

天風姤

▼天風姤 五爻変の卦辞と解釈

昇運確立:70% 降運確立:30%

天風姤 五爻「九五、以杞包爪。含章、有隕自天。」きをもってうりをつつむ。あやをふくめば、てんよりおつることあり。


青空の元に穏やかな風が吹き渡ります。その風に揺られ甘い香りが漂います。運命的な出会いの兆しがあります。慎重に判断し良縁を大事にしましょう。誘惑に負けない強い意志を持つこと。覚悟は心に秘め機が熟すのを待つこと。度量次第で事は至福なものへ転じます。辛抱強く待つことで朗報が届きます。

▼30年の背景や顛末 之卦:火風鼎

火風鼎

▼火風鼎の卦辞と解釈

火風鼎(かふうてい):「鼎、元吉亨。」ていは、おおいにきちにしてとおる。


炎は薪と風で勢い良く燃えています。その炎で食物を煮炊きしています。器は三本足で安定し倒れることはありません。一人で事を抱えるには荷が重すぎます。事を起こす際には人と協力し、責任や仕事を分担すること。自分の成功を分かち合い、人の成功は祝福すること。人と助け合えれば、大事も成功に至るでしょう。

▼1744年~360年間の世界の歴史と世相 沢風大過 上爻変

▼六十四卦 沢風大過 (28)


上卦:兌沢兌6爻変
下卦:巽風巽6爻変

▼六十四卦図象 沢風大過

沢風大過

▼沢風大過 上爻変の卦辞と解釈

昇運確立:30% 降運確立:70%

沢風大過 上爻「上六。過渉滅頂。凶无咎。」すぎてわたり、いただきをめっす。きょうなれどもとがなし。


暴風雨に見舞われ家屋が傾いています。油断すると家が倒壊してしまいます。早急に問題解決に取り掛かりましょう。不意に深刻な問題を抱える非常時です。重責を担うには実力が不足しています。覚悟は評価されても結果は出せません。能力を過信せず程々にすること。重責を担うため経験を積みましょう。

▼360年の背景や顛末 之卦:天風姤

天風姤

▼天風姤の卦辞と解釈

天風姤(てんぷうこう):「姤、女壮。勿用取女。」こうは、じょさかんなり。じょをめとるにもちうるなかれ。


壮大な青空の元、爽やかな風が吹き渡ります。風に揺られ、甘い香りが漂います。運命的な出会いの兆しあり。自然と惹かれ合うその出会いには、大きな意味があります。しかし、良い人ばかりではありません。危険も多く潜むため、慎重に判断すること。安易に道を選んでは後悔することも。誘惑と甘い言葉には要注意。

▼-2217年~10,800年間の人類の歴史と傾向 会卦:天風姤

▼上卦図象 坤地

坤地

▼下卦図象 坤地

坤地

▼六十四卦図象 天風姤

天風姤

▼10,800年間の人類の歴史と傾向 卦辞:天風姤

天風姤(てんぷうこう):「姤、女壮。勿用取女。」こうは、じょさかんなり。じょをめとるにもちうるなかれ。


壮大な青空の元、爽やかな風が吹き渡ります。風に揺られ、甘い香りが漂います。運命的な出会いの兆しあり。自然と惹かれ合うその出会いには、大きな意味があります。しかし、良い人ばかりではありません。危険も多く潜むため、慎重に判断すること。安易に道を選んでは後悔することも。誘惑と甘い言葉には要注意。




■誰でも分かる易経講座

易とは、古代中国で生まれた思想の一つ。陰陽思想などを背景とし、卜辞を編集して生まれたとされる。伝説において、易の著者は伏羲とされている。 易とは、「変化(不変)」という意味を持ち、天地自然の変化と不変を説いたものとされる。 易とは古代中国で考えられ、その後の賢者たちにより研究が重ねられ、体系化されてきた壮大な自然哲学であり思想でもある。

周易とは、古代中国で生まれた易を元に、周朝の始祖である文王と、その四男である周公旦の手により体系化される。 伝説上では、文王が殷の最後の王(30代)となる紂王により、羑里に幽閉されていた際に周易(卦辞)を考案したとされる。 その後の周公旦が爻辞を考案することにより、周易が体系化され、上下(上編30卦 下編34卦)の二編から構成される。

易経とは、古代中国で生まれた易の思想や周易の内容に解説や注釈(十翼)を施し、儒教の経典として体系化したものとなります。 周易の上下二編を上経(30卦)下経(34卦)とし、十翼[彖伝(上下)、象伝(上下)、繋辞伝(上下)、文言伝、説卦伝、序卦伝、雑卦伝)]を加えて編集したものが、儒教の経典でもある易経となります。 伝説では、儒家の始祖となる孔子の手により周易の解説ともなる十翼が書かれたとされます。

易経の成立や歴史に関しては、上記の他にも色々な伝説が存在しています。 ここでは、伏羲が八卦(六十四卦)を考案し、文王が羑里に幽閉されていた際に周易(卦辞)を考案、その後の周公旦が爻辞を考案することにより成立したとされる説を背景にしています。 その後、儒家の始祖となる孔子により、この周易の解説となる十翼が加わることにより、儒教の経典となる易経が誕生したという一連の伝説を元にしています。 最近の研究では、歴史的にこのような伝説の内容に相違があるとされますが、このような専門的な部分に関しては専門家の手に委ねたいと思います。

断易とは、中国の春秋時代から戦国時代の時期に生まれたとされる占術であり、鬼谷子が考案したとされる。 断易は、別名五行易とも呼ばれ、易卦を構成する各爻に12支を配当し、五行の相生相剋の関係で占断するのが特徴である。 周易の特徴は、占い結果が抽象的であり、受け取る人の心に結果を見出すことになりますが、断易の特徴は五行の関係から結果が明確になるという点になります。

梅花心易とは、中国北宋時代(11世紀ごろ)に生まれたとされる占術であり、天才儒学者でもある邵康節が考案したとされる。 周易や断易とは違い、梅花心易では目の前に広がる光景や日時などを元にして易卦を立て、未来を占うというのが特徴になります。 梅花心易では筮竹などは使用せずに、易者が基準としたものから立卦します。 導き出された易卦の五行関係や卦辞、爻辞を全て考慮して占い結果を出すのが梅花心易になります。

周易や断易などの易経を元にした占いは、卜術と呼ばれる占術の分類になります。 梅花心易も同じ卜術であり、同じことを何度も占うことは禁止事項と易経の中にも記されています。 占い結果を謙虚に受け止めることや、その内容に応じて誠実に対応していくことが大事なことであり、易経を元にした各占いをする際の最低限の心構えになります。

東洋の占術では干支を元にした暦を用いるのが基本になります。 年月日時を六十干支で表記し、様々な東洋占術で使用されています。 中国北宋時代の儒学者であり、梅花心易の考案者である邵雍が著した皇極経世書では、この時間概念を年月日時からさらに押し広げ、元会運世年月日辰としています。 1元は12会であり1会は30運、1運は12世であり1世は30年、1年は12月であり1月は30日という概念が基本となります。 1元は129,600年、1会は10,800年、1運は360年、1世は30年というのが基本となり、世界的な世相や人類の歴史と運命を読み解くことができるとされています。

易経は儒教の経典の一つでもあり、長い歴史の中で信奉されている思想であり哲学の一つでもあります。 周易や断易、梅花心易などで卦を立て占う際には、そのような背景を考慮し、敬虔な姿勢で占いをするようにしてください。 神社で願い事をする時の姿勢や、寺や教会で祈りを捧げるような敬虔な姿勢で占い、占い結果を謙虚に受け止めていくことが大事になります。

易経を元にした周易や断易、梅花心易などの各種占術に関しては、その流派や解釈する人の価値観などにより、結果が大きく異なることがあります。 その違いに悩むようなことはせず、その時得られた言葉や内容に謙虚に心を開くようにしてください。 易経を占いで活用する際には、各易卦の意味や詳細を追及することではなく、その時得られた言葉自体が大事なものであると捉えることが大事になります。 このように考えることで、易経がより身近なものになり、より確かな人生の指標となることでしょう。 ここでは、易経の専門的な歴史や解釈の内容は、専門の易学者の方に委ねるものとします。


きつねの易占い~周易断易と梅花心易で学ぶ易経の世界
きつねの易占い~周易断易と梅花心易で学ぶ易経の世界